田代山、帝釈山登山報告


1 山岳名   南会津 田代山 帝釈山 駒止湿原
2 日時     6月1日〜3日 晴れ、曇り、雨
3 参加者   富永和身、村上淳也 (旧姓永田様宅 泊)
4 行程     
         1日目 東京15:00〜20:00湯の花温泉 泊
         2日目 湯の花温泉(水引)8:20〜猿倉口8:50〜9:30小田原湿原〜10:20弘法池〜10:30避難小屋
              〜11:50帝釈山12:50〜13:50避難小屋〜15:00猿倉口〜湯の花温泉
         3日目 温泉〜駐車場〜駒止湿原〜駐車場〜会津田島〜鬼怒川温泉〜東北高速〜東京

62日 曇り

 朝6:00起床 付近を散歩する。茅葺の家が点在する静かな集落である。集落の名は水引と言い、神社の脇に清水がこんこんと流れている。集落から車で30分程で猿倉登山口に着く。 天気は曇りだが、雨の心配は無さそうだ。身支度を整えて出発する。 沢沿いの道から次第にジグザグの道になる。途中ヤシオ、オオカメノキ、タルシバ(こぶし?)の花を見ながら進む。広葉樹から針葉樹に変わる頃から道も尾根状の急登となり、小田代の湿原に出る。湿原は木道が敷かれていて、ここからまた急登となるが、突然湿原が現れる。小さなヒメシャクナゲやリンドウを楽しみながら木道を進むと弘法池に出る。10:20

ここは頂上ではないが、田代山の標識が建っていて湿原から会津駒や燧ケ岳、日光の山々が姿を見せる。一服した後、また木道を進むと間もなく雪に囲まれた田代山非難小屋に着く。10:30

ここから一旦緩やかな下りとなるが、雪が可なり(80%?)残っていてテープの確認と時々現れる登山道を頼りに進む。踏み跡は皆無。雪は締まってはいるが、時々抜け落ちる。冨永さんの地下足袋では冷たいだろうと思いながら雪の中を登り1時間少々で帝釈に着く。11:50

 やはりこの時間になると会津駒、燧ケ岳以外の山は霞んでしまい良く見渡せない。ここで1時間休憩する。

 12:50 下山開始 下りは登ってきたコースを下る。今度は自分たちの足跡が目印になり大分楽が出来る。

 13:50 避難小屋に到着 一服する。霧が出てきて視界が230mとなる。湿原は左周りの一方通行になっていて下りのコースは別ートを進む。途中、村役場の職員と出会う。
8日の山開きのため山道の整備と距離を測っている。お疲れ様と言葉を交わし、また下る。

 15:00 登山口に到着。行き帰り各1回の休みで約5時間の山行であった。

6月3日 雨
 昨日 関東地方が入梅したと報道されていた。しかも台風が南海を北上中である。

 朝起きると予想通りの雨である。検討の結果止むを得ず、荒海山を諦め、駒止湿原に変更する。駒止湿原は会津郡の田島町、南郷村そして昭和村の境に広がっている湿原で、木賊集落から車で40分位のところにある。大谷地と水無湿原(白樺湿原)が有り、木道が敷かれている。駐車場から歩くこと数分で視界が開け、ミズバショウの群生が広がる。雨のなかの新緑とミズバショウの白が目に焼きつく。 ここのミズバショウは苞を仏焔苞と言って二つついている。世界で此処だけだそうである。オオカメノキとヤシオが此処でもなぜかペアで仲良く咲いている。田代も同様であった。リュウキンカ、タケヤマリンドウは雨のため花を閉じている。

1時間少々で湿原を抜け、来た道を戻る。往復約二時間の行程である。

 後は藤原、鬼怒川経由で途中道の駅により、そして今市で昼食を採り東京に直行する。

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