城西地区連盟主催バスハイク

【場所】草津白根山
【日時】2008年7月6(日)天候快晴
【交通機関】新宿駅西口7:00⇒渋川伊香保IC⇒草津白根駐車場⇒本白根登山口⇒
展望台⇒鏡池⇒駐車場⇒草津の湯⇒渋川伊香保IC⇒都内
【参加申込者】50名:世田谷山友会関連27名、世田谷ヤマセミの会12名、狛江山遊会5名
             町田さわらび山の会6名:当日欠席者3名、当日参加者47名
【交通手段】大型バス1台貸切り

 2008年度恒例のバスハイクは晴天に恵まれた7月6(日)地区連盟の親睦を兼ね、草津白根山へ向かった。今回の特長はコマクサと温泉ハイキングを楽しむことで、距離的に少し遠く交通事情によっては帰りが遅くなることも懸念されたが、コマクサの時期にあわせ、従来秋に実施していたスケジュールをこの時期に早め実施に踏み切った。主催者側で入念にスケジュールを検討し昼食はバスの中で済ますこと、従来の豚汁鍋は取りやめ、各班ごとにグループを編成し健脚者から初心者までが体力にあわせ満足できるようプランを打ち立てた。コマクサは昨日くらいから一斉に開きはじめまさに我々のコマクサ鑑賞ハイクを祝福するかのようにあちこちの岩肌を赤く染めている。


この時期は他の高山植物も一斉に咲き始め、マイズルソウ、クロマメ、ゴゼンタチバナ、ミネズオウ、コケモモ、ミネヤナギ、イワカガミ、などそこここに可憐な花びらを開かせハイカーを楽しませている。火山活動による変化に富んだ地形、上信越の山々を見渡す展望も白根山の魅力だが、最近ではコマクサの大群落が人気の一つとなっている。2,000m近くまでバスで行けるので本白根山頂を踏み周遊コースを回っても3時間あれば十分で、健脚者の中には反対側の湯釜まで行って14:30の集合時間にゆうゆう間に合う者も現われた。当初心配されたスケジュールの遅延はなく、昨今のオイル高騰のせいか高速道路の渋滞は最後まで見られずゆっくり温泉につかり午後8時前には新宿駅西口へ戻ることができた。参加者の感想は押しなべて良好で、後日の反省会にても今までのなかでかなり成功した企画であったとの見解で一致した。ビデオ撮影のプロが参加者のなかにおられ、好意により行きバスのなかで過去3回実施されたバスハイキングが放映された。この企画も今回の成功の大きな要因であった。参加者は事前にハイキングの準備、心得を理解し終始打ち解けた雰囲気で初夏の草津を楽しむことができた。城西地区連盟主催バスハイクが地域の人々との出会いと親睦に寄与できれば幸である。 

                                                         文責 
林 祥介



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