富士山(須走口より)


記:富永和身
メンバー:村上、富永、他1名
7月15(火)狛江駅10:00=須走口13:30−本七合目見晴小屋17:45(泊)
16(水)本七合目見晴小屋4:30−頂上7:30 お鉢巡り8:00〜8:50
−須走口12:30=向こうが丘遊園駅16:00
8月に行くネパールヒマラヤの高度対策として、1回は富士山に行こうと計画する。私の娘も同行することになった。梅雨明け前に少しは静かな須走口から往復することにして、天気予報をながめていたが、あまり変わりばえのない、曇り一時雨の予報が続く。
 御殿場市内では猛烈な雨が降り心配したが、須走口では降った様子がない。駐車場にはかなり車があるが、山小屋は十分空いているという。フジハタザオ、ノウゴウイチゴの白い花の間を登っていく。本七合目の見晴小屋の今夜の宿泊者は10人余り、最盛期は120人は泊まるという。富士山の小屋に泊まるのは初めてだ。水が極めて貴重なのでお茶も出さないというが、一杯出してくれた。ペットボトルの水は500円だ。今回は水はたっぷり担いできた。素泊まり5500円。
 夜はガスも晴れ月夜、星空となる。夜通し登る人も結構多い。明け方から風が強くなり、外でお湯を沸かすのに一苦労した。土間の炊事場でお湯を沸かせてくれと頼むが断られ、有料(100円)でお湯をくれるというのを今度はこちらが断り、意地になってなんとかお湯を沸かした。頂上小屋でもそうだったが、屋外では風が強くコンロの火が消えてしまう。使えるスペースを考えてほしいと思うが、商売の邪魔になるのか。
 八合目からの御来光も太陽が少し顔を出しただけで、すぐにガスの中に消えてしまう。お鉢巡りはガスが切れた。下山はブルドーザー道、砂走りとゆっくり下る。
今回の富士山は高度順応という目的で登ったが、「そうでなければあまり登りたいと思わないね」と言うと、村上さんもうなづいたようだった。
山行一覧へ

Top Pageへ
inserted by FC2 system