記：丸茂

山域：（北海道）旭岳／大雪山
日程：２００８年７月６日（日）
形式：夏山縦走
メンバー：マルモ（単）
行程：（旭川・バス→）旭岳（ロープウェー）姿見駅11:40発〜13:00旭岳（標高2,290m）〜間宮岳〜中岳分岐〜裾合平（ｽｿｱﾜｾﾀﾞｲﾗ）〜16:50着　姿見駅（ロープウェー）旭岳／旭岳温泉

今にも雨が降ってきそうな曇り空の下のロープウェー終点（姿見駅）で、見上げても頂は見えないが、旭岳までは行こうと思い出発。展望なく霧の中を、一人登る。時刻が遅いので、下ってくる人には会っても、登っている人を見るのは稀。がれきの登山道を進む、こんな天気で一人だとどうしても早足になる。

頂上は霧と小雨の中だが寒くはない、風も弱い。進むか戻るかしばらく迷ったあと、進むことにして間宮岳に向け急な下りを降りてゆく。少ししたら、霧が晴れ始める。眼下に小さな雪渓が見え、その向こうに２０人程の重装備のパーティーも見える。大雪の一端を初めて垣間見る思い。

中岳分岐点から裾合平は、まるで大きなたくさんの箱庭を散りばめたような光景がところどころで見える。アオノツガザクラ、エゾリュウキンカ、何と言ってもチングルマ、エゾノツガザクラはことに素晴らしい。一年で最も華やかな時季だったのかもしれない。

姿見駅に戻り、ロープウェーで下り、ビジターセンターに寄って、旭岳温泉に泊まる。

裾合平付近からの旭岳
チングルマ(白)、エゾノツガザクラ(薄紫)

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