沼津アルプス


記:石川 正男

日時 平成21年2月14日
メンバー 村上、片桐、伊地知、久保田(み)、石川(正)、宮代、大川(宮代友人)
天候 晴れ 気温23度
行程 8:30 沼津駅〜9:20 多比〜12:00 徳倉山〜16:00 黒瀬
前々日の天気予報では14日の沼津地方は暴風雨であった。当然雨衣での山行を覚悟したが、前日の予報では午前中暴風雨、午後から晴れに若干変更。
低気圧がより早く移動することを期待しながら次の朝を迎えた。正に信じる者は救われる・・・・当日早朝には雨はピタリと止んだが、しかし今にも吹き飛ばされんばかりの暴風が吹き荒れていた。
8時45分、別名「雨上がり決死隊」7名は沼津駅から登山口の多比にバスで移動。沼津アルプス連山の踏破に挑んだ。
標高はせいぜい3〜400m弱。天気も快方に向かっていて快適なハイキングが予想された。
登山道を歩く我々に相変わらず風は強く吹きつける。しかし晴れて気温がグングン上昇したためそれがかえって汗ばんだ肌に心地よい。思ったより早く最初の目的地鷲頭山に着いていた。朝日に輝く沼津市街が美しい。また、遠く相模湾の群青と狩野川から流れでたであろう泥土の茶が海の上で交じり合い、その境界が海岸線近くにまだら模様を形作っていて昨日の豪雨を思わせる。
沼津アルプスは低山であるが、その起伏がけっこう激しくどの山も頂上付近は急登・急坂になっている。登って降りてまた登る・・・・・これを何度も繰り返す。一つ二つならまだいいが、これが連続するとかなりきつくなってくる。
その名の通り、さすがは沼津「アルプス」である。
低山だからといって侮れない。しかし、低山ハイキングの快適な要素をふんだんに持っているーーーー。
運良く天気にも恵まれ、そんな今回の山行に皆大満足の一日でした。が、雨上がりということもあり、若干2名ほど急登で滑って転んだこともつけ加えておきたい。
そして下山後は沼津港の市場に移動。  もちろんそこで沼津の海の幸を堪能したことは言うまでもない。

追記

 昨年、函南原生林に行った時に沼津出身の宮代さんから沼津アルプスの事を聞き、ずっと楽しみにしていました。はっきり言って、その時はけっこう馬鹿にしていました。ところが、実際に行ってみると、急な登り下りの連続。一番高い山でも標高392mですが、そんな低山を登ったり下りたりして、累積標高差は1000mにもなるとか。東京から行くにはちょっと遠い気もしますが、足腰を鍛えるにはいい山です。沼津港に立ち寄ることもお忘れなく。
久保田 充子


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