針ノ木岳山行


N.M. 記

日程 7月18日〜20日
参加者 L:Y.K. Jun、miya-chan、N.M.
タイム 6:50扇沢〜7:50大沢小屋〜10:20針ノ木小屋(昼食)11:10〜11:55針ノ木岳12:00〜12:30針ノ木小屋〜13:20蓮華岳〜13:55針ノ木小屋〜16:45扇沢
 海の日の3連休は折角の3日間ですが、私が18日に仕事があったため、3人の方が合わせて下さり、実質2日間になりました。
 Y.K.さんの車で大町に向いました。東京では晴れていたのですが、大町に近づくと雲りから小雨になり、扇沢に着いた時には大雨になってしまいました。車の中で様子を見ることにして、2時間程休みましたが、雨はさらに激しくて風も強かったので(北海道の事件もあったばかり)初日は登るのを諦め明日に期待することにしました。その日は大町温泉に宿をとり、町の広場で初日用の食料を出してバーベキューと洒落、昼から酒盛りが始まりました。午後はこうゆう時でないと行かなかったであろう山岳博物館にも行きました。丁度「点の記」で出ていたような服や道具が見られました。
 宿では豪勢な夕食が出ました。私は明日の天気が気になりテレビを見たかったのですが、その場にあるテレビは映らず、その隣にあるカラオケの画面が映るだけでした。いつの間にかY.K.さんがマイクを持って歌い出し、それに続いて3人とも……日本酒やビールの追加もありその夜は宴会になりました。

 次の日の朝は雲ってました。それでも出発。コース変更して針ノ岳と蓮華岳のピストンにしました。扇沢から登り始めると雲が取れ、待ちに待った青空でした。大沢小屋を過ぎて雪渓になると、ストックがなかったので落ちている枝を拾って登りました。針ノ木小屋の稜線で昼食でした。槍や穂高がよく見えました。
 針ノ木岳に着くと黒部湖.立山〜剣がよく見えました。目を凝らして北アルプスにいらしてる山友会の方達はどの辺りかと思って見ていると、「蓮華岳は止めようか!」と言う声を聞いて私は慌てました。蓮華のコマクサが目当てだったので、少しだけ待ってもらうよう懇願して蓮華岳に行くことを許してもらいました。miya-chanに付き合っていただき1時間半で蓮華岳往復して来ました。昨日と違い強い日差しの中、少し萎れぎみでしたが沢山のコマクサが見られました。

下りの雪渓では3人の方達が童心にかえったように滑り降りて行くのが印象的でした。花を鑑賞しながら扇沢まで無事下山しました。
 初日は悪天候の中を無理して登らず良かったと思いました。下山して擦れ違った人に昨日の様子を聞くと雨も風も強くて大変だったそうです。柏原新道からのラウンドは出来ませんでしたが計画変更しても別の楽しみ方ができ良かったです。いろいろアドバイスして下さったJunさん、蓮華まで行って下さったmiya-chan、お疲れのところ往復とも運転して下さったY.K.さん、皆さんに楽しく安全に山行できましたこと感謝致します。有難うございました。

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