飯豊連峰 圦差岳、大石山報告
記:村上
1 山域・山名 飯豊連峰 圦差岳、大石山 2 日時 2010年6月25日~27日 晴れ、雨 3 参加者 L村上、富永、松崎 4 行程 25日21時 千歳船橋駅前集合 26日晴れ、豊栄SAで仮眠5:00-6:30ロッジ着6:40-6:50登山口 11:40 大石山12:00ー鉾立峰ー13:35扖差小屋ー圦差岳 27日風雨、圦差小屋7:40-8:45大石山ー11:50登山口12:00ー 12:15胎内ヒュッテ14:00ー23:30千歳船橋
朳差は是非行きたいと思っていた山の一つである。九州地方は三日も雨が降り続き災害も発生している模様である。前線は関東、新潟方面に北東に進んできている予報、何時まで持つか時間の問題であった。
19時千歳船橋に集まり、車で新潟に向かう。途中日本海東北道の豊栄SAで仮眠し翌日5時胎内ヒュッテに向かう。計画では飯豊山荘から丸森尾根を地神北峰に登り頼母木小屋に泊まり、翌日朳差岳に登る予定であったが、雨を予想し朳差にその日のうちに登っておきたかったため、胎内からの入ることに変更する。
当日は胎内市の山開きで多くに登山者は5時に受付を済ませ山に入っているようである。胎内ヒュッテでタクシーに乗換、15分ほどで登山口に着く。
足ノ松尾根は最初から急登で、しかも日照りで温度も高く蒸し暑く厳しい登りが続く。大石山の頂上では多くの登山者が山座同定していていた。最高の眺望である。飯豊連峰、蔵王、朝日連峰、吾妻連峰そして越後連山、浅草、守門等など。
朳差まではいったん下り鉾立峰を経由し、いったん下りまた登る。標高差340m累積高度1.500m。最後は焦らずゆっくりと黙々と。小屋は頂上から少し下がった所に。一服して頂上に向かう。
小屋に着くころには予想していた通り雨が落ちてきた。早めに夕食にし、18時に就床する。雨は本降りになる。風も強い。夜中に小屋に吹き付ける雨、風の音で目を覚ます。5時に起床したが出れる状態でなく、朝食を取りながら様子を見ることにする。弱まる気配は全くない。周りの人も模様眺めで、ゆっくりしている。停滞するまでもないので、身支度をし取り敢えず大石山に向かう。視界がほとんど無く、風雨も弱まりそうもないので、縦走を諦めそのまま胎内に下山することに。
下りは雨で非常に滑り易く時間をかけて慎重に降る。ヒュッテについても雨は依然として降り続いている。ゆっくり入った風呂の後のビールは格別であった。