60Km

日時:2008年1月19日(土)19:45〜20(日)16:45

 
コース:東武東上線中板橋駅19:45⇒城北公園(縄文遺跡)⇒豊島園駅22:00⇒氷川神社⇒
    石神井公園⇒武蔵関公園⇒3:00花小金井(5:00)⇒小平5:48⇒八坂6:20⇒7:30
    トトロ田んぼ⇒8:45西部球場駅前⇒村山貯水池⇒トトロの森(大鷹の巣)⇒狭山茶
    博物館⇒飯能峠展望台⇒16:47仏子駅
参加者:合計25名(前日から参加7名、翌日参加18名)

 
東京都連盟自然保護委員会主催60Km自然保護ウォークは1/19-20予定通り開催され、東部東上線中板橋駅を起点に石神井川、千川、水道道路沿いに一路西へ向かい、数々の自然観察スポットを経由し飯能まで2日間にわたる行程を踏破した。  2日間自然と一体となり縄文の人々の感性でひたすら歩き続けることで、起伏に富んだ石神井川流域に先史時代の人々が集落を築いた様子が容易に浮かび上がってくる。都心の中でありながら、川、公園、緑道に沿って歩くため交通量は少なく、現代の鉄道、道路を基軸とした既存のイメージはこのたびは通用しない。女性3名を含むつわもの7名が予定の集合場所に到着。19:45中板橋駅を出発した。
 今回はビデオ撮影のプロが1名参加しているので、開会の挨拶、自己紹介等逐次写しそして最後まで映像に収めることになっている。本年夏に映写会を予定しているのが楽しみだ。装備も冬用であるので冬型の冷え込む夜であるが寒さは感じない。時速4K 強でひたすら歩き続ける。懐電はとうとう使わずじまいであった。石神井公園を通過した時は午前零時をとっくに過ぎていたが街路灯がいたるところに整備され夜通し明るすぎるくらいの感じである
 年間排出される地球上の二酸化炭素ガス72億トンのうち火力発電所で排出される量が21.3%であることを考えるとき身近なところから温暖化問題を考える良い機会であった。石神井公園は昨年9月自然保護セミナーで外来種カメ駆除の実地を行った懐かしい場所であるがいまはひっそりとしている。寒空にもかかわらず桜の枝先には来るべき春に備え小さなつぼみに成長するであろう塊がたくましく育っている。自然の摂理に畏れる瞬間であった。

 朝7時トトロの田圃に到着。ジャコウアゲハの卵、源氏蛍の繁殖状況、ウマノスズ草、等々今ではここでしか生息が許されなくなった希少動植物の生態と湿地保全のあり方を蒔田自然観察員より解説をうける。薄氷が所々に張っている景色が懐かしい。8:40西武球場駅に到着。すでに当日参加者は今や遅しと待ちわびている。集合写真を撮影後次のコースに進む。途中雑木林のなかで大鷹の巣の説明があった。レッドブック(絶滅危惧種)に指定されているため場所はむやみに教えてはならないとのことであった。確かに松の木の10mくらいのところをよく見ると直径60センチの楕円形の巣が目撃される。

 紙面の都合で個々のスポットの内容は割愛せざるを得ないが16:47仏子駅到着。夜を徹したロングハイクは無事終了した。体力の限界と自然を体験する貴重な2日間であった。 
東京都勤労者山岳連盟自然保護委員長  林 祥介 



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